わたくし的読書 | TOTAN オススメ本

わたくし的読書

           わたくし的読書

●わたくし的読書● 大田垣晴子(著)
メディアファクトリーダヴィンチ編集部 ¥998

本をオススメするBLOGを始めて
今日で1ヶ月になります。

今までも店主の日記で勝手に本や映画を
紹介をしてはいましたが(仕事に直接関係が
ある訳じゃないけど単に本が好きなだけです)
こんなにマジメに不特定多数の方々に向けて
本の話をするのは初めてのことだと思います。

1ヶ月たった今もまだまだ慣れることは無くて
むしろ気になる箇所が物凄く目に付いちゃう。
(更新頻度も一定にならなくてごめんなさい)

店主の修行のような本紹介にあきれながらも
おつきあい下さってありがとうございます。
お読み頂いてるみなさまもまた修行のつもりで
店主の難解なテンションに慣れて下さいませ。(笑)

そして一緒にこのBLOGを書いてくれている
さとこユッキーにも感謝します。

これからも面白い本をいっぱい読んで生きたいです^^

という訳で大好きなイラストレーター&エッセイストの
大田垣晴子(←間違われる事が多いそうですが「セイコ」)
さんの作品の中でもクールで温かい視線が大好きなこの一冊。

そう。憧れの大田垣さんも本の紹介をしているのだ!

店主は昔ダ・ヴィンチで大田垣さんを知って
以来ちょくちょく本を揃えています。

ほんわかしておきながら芯のある彼女のイラストが
簡潔な文章に花を添え、味わいを深くしています。
イラストよりも文章が多めなので読み難い人もいるかも。

店主は小学生の頃から作文が大好きでした。
だけどいつも原稿用紙が足りなくなる子だったんです。
つまりダラダラダラダラ書いてしまう子。

長ければいいってもんじゃないのよねー。
わかっちゃいるけど直せない!(直したいのよ!)

だから簡潔で理路整然としていてそれでいて
小技のある文章や読み手を巻き込む文章、読み手を
操る文章などを書く人を本当に尊敬しています。
そういう人たちってほんと頭いいんだろうなーって。
比喩が上手な大人も憧れです。抽斗いっぱいありそう。

大田垣さんもその一人。

本の紹介をしているBLOGや雑誌はたくさんあるけど
読んだその人がどう感じたのか、どんな気分になったのか
それらをネタバレすること無くサラリとやってのける
プロはさすがだなーと思います。

本との出会いは「第一印象」が重要だと思っています。
映画やお芝居や芸術もその点は確かに同じなのだろうけど
本の特徴は「読み手の頭の中で作られる」から。

面白そうだけど読む気はしないなーとか
そんな程度じゃなくてもっと「ビビビッ」ときてしまうもの。
「うわー読みたい読みたい!」って思うもの。

自分の言葉でそんな文章が書けるように・・・
いつかなれたらいいな。

この本ではマンガや小説やエッセイ、実用書など
とにかくいろんな本を紹介しています。

彼女の描く「食」と「性」と「どうでもいいこと」
はサイコーです。ほんと尊敬しています。

という訳でこのBLOGの1ヶ月記念は
大好きな大田垣さんの本をオススメさせて頂きました。

AKANE