さわやかタイ読本
●さわやかタイ読本●
クーロン黒沢 皿井タレー
エポック伊藤(著) 大田出版 ¥1764
彼らを知らずしてアジアを語るなかれ?!
私がクーロンさんを知ったのはもう5年くらい前。
どす黒くて(失礼)濃すぎる内容の本に
私の本能が警報を発令し直感で惹かれてしまいました。
今回オススメする「さわやかタイ読本」が
クーロン作品初見では無かったのですが
誰かに貸したまま帰ってきてないようなので
まず一冊目はこちらを紹介しようと思います。
初めに申しますとこの本はちっとも
「さわやか」ではありません。
むしろ正反対の「ダーク」です。
そういう所がクーロンさんなのです。多分。
表紙を大きくして見てみてください。
『国際奇人変人都市・バンコクへようこそ!』
この時点でひく人はひいてしまいます。
オモテ表紙の写真を1つずつ見てみてください。
◇大人気の「日本語Tシャツ」を着た女の子。
『変わります。5』ってTシャツ着てます。
◇怪しい宇宙人や多分その仲間と思われる女性がいます。
◇ヤバイ笑い方してるおかしな人形がいます。
◇多分「喉仏」があるであろう女性が踊っています。
ウラ表紙の写真を1つずつ見てみてください。
(※ネットでは多分どこに行っても見られませんのでぜひ現物を)
◇怪しく光り輝くネオン街です。
◇ネオン街に繰り出す前に欠かせないドリンク類ですね。
◇一見普通に見える屋台です。
◇青いカバさんがヤバめな表情で口から何かを垂れ流しています。
◇何もかも真っ赤な名物オジサンが誇らしげに立っています。
やはり表紙は語るものですね!
『 買い物ツアーのOLさんから、
やさぐれバックパッカーまで・・・・・・
タイに興味津々な万人に贈る、
クーロン黒沢とその仲間たちによる
決定版バンコク・ディープスポット・ガイド!! 』
期待を裏切らない「さわやかタイ読本」です。
というか本当に「地球の歩き方」やガイドブックにはない
ダークでディープでクールで使える情報がたくさんあります。
その反面どうやっても使えない(使いたくない)情報も多いですが。
バンコクのクーポン食堂情報(←これは使えます)
伝説のジュライホテルのその後情報
まっとうなバイヤーは絶対行かないだろう「泥棒市場」情報
ラジコンとプラモデルマニアの方に大ウケのサーキット場情報
すでに閉鎖されてしまった見世物小屋情報
「怪しすぎる」ナイトスポット・夜景情報
などなど盛り沢山です。
私が雑貨屋だからって油断して気軽に読んだりはしないでください。
※過激な表現や危険な内容の「さわやかタイ読本」ですので
心の清らかな方にはオススメできませんのでご了承下さいませ。
それでももし気になってしまった方は購入前にぜひとも
著者たちのホームページをご覧になってから再度ご検討下さいませ。
(なら紹介するな!と言われそうですね・・・ごめんなさい)
私はクーロンさん大好きです。
誰がなんと言おうと。
クーロン黒沢さん「告知君」
(BLOGは3/18現在、トップの記事がヤバすぎでリンクを諦めました)
http://www.hehehe.net/users/kowloon/
皿井タレーさん「メイドインタイランド」
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Ocean/9663/
アジアの混沌が好きな貴方にこっそりオススメ致します。
AKANE